荒川光のブログ

日々の生活のなかで感じたこと、思ったこと、考えたことを気軽に書いていくブログです。

祝)禁酒1週間達成 もう飲酒生活には戻れない! 快適ノンアルコールライフ

先日、禁酒3日を経ての心身の変化をレポートしましたが、今日は禁酒1週間が過ぎて新たに発見した驚きの変化についてお伝えしたく筆を執りました。いや、キーボードをたたきました。

 

 

味覚の回復

コンビニエンスストアでカレーを買ってきて食べたのですが、私を驚かせたのは、舌にピリピリとくる化学調味料っぽい刺激でした。

もっとも、それが本当に化学調味料のせいなのかどうかは本当のところ不明です。ですので、根拠のない私の感想で、某コンビニエンスストアのカレーを化学調味料過多のかどで攻撃しようなどと、そんな意図はありません。

私がお伝えしたかったのは、今までに何度となく同じカレーを美味しく食べてきたのに、こんな刺激を舌に感じたりしたことがなかったということなのです。

いくら工場で作っている食品とはいえ、一つ一つ個体差はあるものでしょうし、材料の混ぜ具合か何かで特別味の濃いところにあたっただけなのかもしれません。

しかし、唐辛子などの香辛料ではなく、何か違和感のある刺激を舌に感じたのは事実なのです。

これはもしかしたら私の味覚が復活したせいではないか? アルコール漬けで麻痺していた味蕾の細胞や味覚神経、そして脳の味覚をつかさどる部分が回復してきた兆しではないか? と嬉しくなったのです。

 

 

夜間の運転が楽に

夜間に車の運転をするにあたって、周りの景色がとても見やすくなりました。

これはもう気のせいなどではなく、あきらかに実感できることです。

 

別の記事にも書きましたが、私は運転代行の運転手をしていますので夜間に運転するのが仕事なのですが、ものが非常に見えづらくて困っていました。

眼鏡の度も合っていますし、昼間車を運転するにあたっては何ら支障はないのです。

しかし夜になるととても見づらくなる。誰でも昼間よりも夜間の見え方が悪くなるのは当たり前ですが、その落差が私の場合は特に激しいと感じていました。

ただ視力検査で測定できる視力とは違い、夜間のものの見え方を他人と比較することは難しいのですが、他の運転手から、私が道を覚えていないだとか、目印になるべき建物や標識を見落としているなどの指摘は以前から多かったのです。

 

これは視力や記憶力のせいではなく、夜盲症(いわゆる鳥目)の症状が原因なのではないかと考えて、ビタミンAを摂取すべくニンジンやレバーを食べたりなどの努力をしてみたのですが、改善する気配がありませんでした。

 

それがどうでしょう。昨夜車から見た町の風景の鮮明さと言ったら。

同じ時間帯に同じ通りを走っていても、以前にはぼんやりとしか見えていなかったセンターラインやガードレール、建物の壁や看板、道路わきを走っている自転車までくっきりと見えるではないですか。

曇り空で月明りも出ていない夜でした。一緒に乗った同僚に、車のヘッドライトを明るいものに交換したのかと尋ねたほどです。

 

アルコールは神経毒といいますし、禁酒によって神経の塊である目や、視神経、脳が回復してきたのかもしれません。

 

ウットリするようなほろ酔いの快感が恋しくなることもしばしばですが、夜間視力の回復によってこんなに仕事が楽になりストレスが軽減されることを思うと、また元の状態に戻ることなど考えられません。

 

そんなわけで、禁酒による恩恵についての続編を書いてみました。

今まさに禁酒に取り組もうとしているあなたに、禁断症状と格闘中のあなたに、アルコール絶ちを継続するためのモチベーションの一助になれば幸いです。

 

 

 

 

禁酒を始めてからの心と体の変化について書いてみる

6/15(木)から禁酒を始めました。

お酒をやめた理由はいろいろあるのですが、一番の理由は「脳力」の衰えを感じるようになってきたためです。それを私はアルコールのせいだとみています。

 

適度な飲酒は体や脳に良いとか、適度でもやはり良くないとかいろんな情報が飛び交っていますが、その真偽はともかくとして、私の場合は適度を超えた、あきらかに度を超えた飲酒魔だったのです。

 

幸いにも(いや、不幸にしてと言った方がいいのでしょうか)非常に働きの良い肝臓が過度のアルコールにも対応してくれていたのですが、それに甘え過ぎた結果、アルコールのせいなのか歳のせいなのか、脳の萎縮を思わせる症状がここ最近自覚されるようになってきました。

このままだとアルコールで脳が溶けちゃうんじゃないかという危機感にかられて、意を決して禁酒に挑んだわけです。

 

禁酒して丸3日が過ぎたので、ここまでの体調や気分その他の変化について書いてみようと思います。

 

たった3日で何が分かる! 3年禁酒してからものを言え! との意見もあるでしょう。しかし、私のように1年365日のうち362日は酒を飲むという生活を20年も続けてきた人間にとっては、3日の禁酒は体液のバランスが崩れてかえって体調を乱すくらいの大きな変化をもたらしたのです。

 

ではさっそく、どんな変化が起こったのか。

まず一番驚いたことは、睡眠時間が3時間くらい少なくなったことです。少なくなっても体調も気分もバッチリで目が覚めるのです。

私は元々ロングスリーパータイプのため、長時間眠らないと心身が100パーセントの働きをしてくれませんでした。しかしこの御時世、心ゆくまで睡眠をむさぼっている時間などありません。ただでさえワーキングプアの私のこと、睡眠時間を削って、いわば寿命を削って働かなければ生活が成り立たない身なのです。

 

今までは「いくら寝ても体調が万全でない感じ」が常に私にまとわりついていました。そのためできるだけ睡眠時間を確保しようとします。すると仕事と寝ること以外には使える時間がありません。ただ仕事をするためだけに生きているような毎日でした。

休日などは14時間くらいぶっ通しで平気で寝ていたものです。それが禁酒を始めてからは6時間も眠れば目が覚めて、気分も爽快。きっと睡眠の質が改善されたのでしょう。アルコールは確かに寝つきをよくしますが、深い眠りを妨げるものだそうですね。

 

2つ目は心と身体の反射神経が良くなったことです。

例えば会話をしている時にでも、言葉がパッと口から出てくる。必要な時にサッと手が出る、足が出る(殴るとか蹴るの比喩ではありませんよ)。それらの反応速度が0.1秒速くなっただけでも、生活のしやすさや人間関係の快適さが全然違います。大げさに言うと生きるのが楽になったとでも言いましょうか。

 

今までは世界の動きにいちいちワンテンポ遅れてついていくしかなかった私が、禁酒後はジャストタイミングで反応していけるようになったのです。このまま禁酒を続けていけば、やがては世界に先手を打って行動を起こしていけるのではといった有能感すら湧き起こってきます(酔ってませんよ私、念のため)。

 

もう一つ起こった変化は、肌のつやが良くなり、表情から疲労感が消えたことです。

アルコールを代謝するためには肝臓をはじめ体の各器官を働かせなければならないため、想像以上に体を疲労させていたものと思われます。

 

一方負の変化を挙げると、ニキビ(吹き出物というのか?)が一つ二つ顔に出てきました。これが禁酒に伴う症状なのかどうか分かりませんが、「好転反応」というものだろうと勝手に解釈しています。そんな反応が医学的に本当にあるのかどうか知りませんが。

 

何か新しい習慣を始めることは難しいことです。例えばランニングを始めるとなると、そのための時間を捻出しなければなりませんし、シューズなどの準備も必要。つまりそれまでの生活を何か変えなければなりません。

 

しかし、禁酒は新たに始める習慣ではなく、今までの「飲酒」という習慣をやめることです。これにはお金も時間もかかりません。ただやめれば良いだけのことで、今まで飲酒に費やしていたお金と時間が手元に残るのです。

そう考えれば禁酒はとても簡単なことのように思います。

実は20年前に禁煙を成功させた私。今度は禁酒に挑戦と意気込んでいます。

 

デトックスという言葉をよく耳にしますが、半世紀近く生きてきた私はここに来て一度自分を見直し、悪習慣、悪癖のデトックスに取り組もうと思っています。その一つが禁酒なわけです。

 

この記事はお酒好きの人を否定するものでは決してありません。私も禁酒したとは言ってますが、今後一切飲まないなどとは露ほども考えていません。

楽しく飲める場に参加することに、やぶさかではありませんし、自宅でのんびり飲みたい日にはもちろんそうしますし、朝焼けのベランダで日の出に乾杯だってしちゃいます!

 

ただ、今までのように、長年の習慣として無自覚に惰性でアルコールを口にすることはやめて、一杯一杯を特別な一杯として自覚的にいただくように改めていこうという試みなのです。

よりありがたみを感じて飲むための禁酒ってとこでしょうか。

パクチー(コリアンダー)の種を蒔いたら発芽して嬉しかった!

先日ホームセンターでパクチーの種を買ってきて蒔いてみたところ、見事に発芽したので嬉しくなってこの記事を書いています。

種を蒔けば芽が出るなんてあたりまえじゃないかと思う人もいるかもしれませんが、蒔いてから芽が出るまでの数日間は、はたして本当に芽が出てくれるかと、ハラハラドキドキするものです。

今までにもベランダガーデニングでいろいろな植物の種を蒔いてきましたが、芽が出たときの感動はいつも特別です。特に市販の種ではなく、自分で食べたピーマンやゴーヤやレモンなどの種を蒔いて芽が出たときは本当に信じられない気持ちになります。

 

それにしても、考えれば考えるほど「発芽」というのは不思議で神秘的な現象です。

小学校の理科の時間に、水と適当な温度と酸素などの条件が整えば発芽すると習ったような記憶がありますが(間違っていたらすみません)、実際に発芽を目にしたときに私が感じるのは、そんな化学反応によってプログラムされていた通りに起こった現象ではなく、種自身が力を発揮して芽を出したといった印象です。

水でぬらされた種がなんだかムズムズしてきて、がまんできずに脚をニョキっと出したというか、眠っていた種の中に少しずつ力が宿ってきて、一杯になった力が種を押し広げたというか、そんな風な種自身の自発的な力を感じてしまうのです。

 

種から伸びてきた脚が土の中に入っていき、そこで足場を得て、重い種をグッと持ち上げて、種の中で成長した双葉がゆっくりと種を脱いでいく。そして生まれて初めて外気に触れたうす緑いろの双葉は、まるで両腕を広げて太陽の光を受け止めるかのように空に向かって小さな葉を広げる。

 

このあと本葉が茂ってきたり、茎が長く太く成長してきたり、花が咲いて実がなって、ついには自分が元々それだったところの種をつけたりする過程においては、多少なりとも栽培者の力も寄与したと考えることもできるのですが、最初の「発芽」に関してだけは、私には応援し、祈る以上の手助けは何一つできません。種に頑張ってもらうしかない。

 

さて、パクチーについてなのですが、最近流行っているようで頻繁に耳にするようになりました。パクチーを山盛りにしたサラダまであるそうですね。

私が初めてこの植物を口にしたのがいつだったのか記憶が定かではありませんが、その時に私の頭に浮かんだのは「料理の中に間違って何か腐ったものでも入っているのだろうか?」という疑いでした。ただその食事の席ではそのような疑問を口にすることができない状況だったのだと思いますが、私は何も言わずにそのまま食事を終えたのでした。

 

その変なにおいの原因がパクチーなる植物であることを知ったのは何年も後になってからのことです。そしてその変なにおいのする植物を使った料理がいろいろあることを知ると、それは私の中で「良い香り」に変化したのでした。

 

「間引き」という言葉を思い浮かべるたびに心の痛む思いがするのですが、間引かなくてもよいように10センチも間隔をあけて一粒一粒種を蒔いていけるほど私のアパートのベランダは広くありません。それゆえ狭いプランター一面にパラパラと種を蒔いて、たくさん発芽したあと間引き作業が必要になってきます。

 

どの種も頑張って芽を出してくれたのに、その芽を摘んでしまうのはつらいのですが、今日間引きをおこないました。

まだ双葉のあとの本葉が出たばかりなのに、根は思いのほか深くまで伸びていて、引っ張るとプチッと小さな音が。

食べてみるとあの良い香りが口の中に広がりました。まだ幼い葉にもかかわらず、大人と同様の香りをすでに身につけていたのです。

 

これからの成長を見守るという楽しみが一つ増え、灰色の(?)私の毎日の生活に一筋の光が差したのでした。

 

 

「結婚」への道のりが想像していた以上に遠かったことに打ちのめされた

現在独身の私は結婚の予定はおろか彼女もいませんし、いわゆる「婚活」なども特にしていません。そんな私なのですが、たまたまコンビニでブライダル情報を載せたフリーペーパーを見つけたので、暇つぶしと情報収集を兼ねて自宅に持ち帰りました。タダなので。

そして夕食後にパラパラとページをめくってみたのですが、そこに掲載されていた記事に私は打ちのめされ、酔いも醒めてしまいました。その衝撃の記事について書きたいと思います。

 

いや、それは実は衝撃の記事でも何でもない、普通に結婚式場の紹介や結婚式を挙げたカップルについて取材した記事に過ぎないのですが、私にとって、結婚というか「結婚式」というものが、手に届かないほど遠くにあることを改めて思い知らされたことに衝撃を受けたのです。

 

美しいチャペル、薔薇の咲き誇る庭園、ウエディングドレス、鐘の音、祝福の拍手・・・。

それは私が見ていても溜息が出るような世界で、女子なら誰でも憧れない人はいないはず。

一体どれくらいの費用がかかるのだろうと、すぐにお金のことが気になってしまうのが私の下品なところです。

そしてもう一つ思ったのは、私がこんな場違いなほど眩しい場所で、主役となってみんなからの祝福を受けるなどという場面を想像すると、恥ずかしくて逃げ出したくなるだろうということです。それにそもそも招待する友人もいない。

披露宴のプランや余興などを考えたり依頼したりすることも、私にはとてもできそうにありません。

親への感謝の言葉も、一体何を言えば良いのか戸惑うばかり。

 

結婚する相手もいないのですから、結婚式や披露宴の心配は滑稽な杞憂だということは分かっているのですが、想像すると震えてきます。

私などは、相手と二人だけでひっそりと式を挙げられたら・・・などと夢想してしまうのですが、どんなに慎ましやかに見える女にも良く言えばお姫様願望、悪く言えば虚栄心や自己顕示欲が心の底に渦巻いていることを私は知っています。

すなわち「自分史上最高に美しく幸せな私をみんなにみせつけたい」とか「みんなからうらやましがられたい」というような気持ち。

それが悪いこととも思わないのですが、そんな希望を私はかなえてあげることができないということに、今さらながら自己嫌悪に陥りました。

そもそも隣りに立っている私を見て一体誰がうらやむというのでしょうか? いや、別に必要以上に自分を卑下しようとか自虐しようというつもりではありません。自分を客観視しての率直な感想です。

 

そんなこんなでもう一本肝臓に良くない液体を飲まなければならない羽目に陥ってしまいました。

新たな気づきを与えてくれたこの雑誌には改めて感謝です!

 

 

 

 

運転代行業の世界 ~追走の技術 その3 到着時の注意~

幾多の困難を乗り越えてようやく目的地に到着しました。

到着地のほとんどはお客様のご自宅でしょう。なかには別の店に飲みに行くという方もいらっしゃいますが、その場合はその店の駐車場が到着地ということになります。

今日はお客様のご自宅に到着した際に随伴車がとるべき行動と、その時の注意点について述べていきたいと思います。

まずはお客様の自宅の駐車場所が道路に面していて、そこに客車を停める場合です。

この場合、一般的には駐車スペースに近い道路上の端の方に随伴車を停めることになると思います。

そして客車が安全に駐車スペースに入れるように、随伴車のドライバーが客車の後方を確認しながら懐中電灯などを振って客車を誘導します。

客車の駐車が完了したら代行代金を伝えて集金し、必要に応じて領収書などを発行します。

以上のような流れが基本です。

次にお客様の駐車スペースが、家の敷地の入口から奥まった場所にある場合です。

この場合、代行会社によってルールは様々だろうと思いますが、私が勤めている会社では、お客様の自宅の敷地内には随伴車を乗り入れないことになっています。

私の住む田舎の県には広い敷地を持つ家が多く、門を入ってからかなり奥の方まで客車を走らせる場合があります。

そのような時は随伴車を門の外に停めて、随伴車のドライバーは集金に必要な道具一式(お釣りや領収書やボールペンなど)を持って客車のところへ向かいます。随伴車へ何度も戻ってこなくても、お客様のところで一度で集金を済ませてしまえるようにするためです。

お客様の自宅に到着したら随伴車のエンジンを切りましょう。

到着してから客車を駐車し、集金を終えてその場を立ち去るまで2~3分くらいのことですが、夜中にエンジンをかけたまま随伴車を停車させておくことは付近の住民の安眠妨害になるからです。

また無線機から聞こえてくる声も、寝静まった住宅街では場違いなほどうるさく響くものです。

「代行会社がうるさい」という近隣の住民からの非難は代行会社にだけ向けられるのではなく、それを利用しているお客様にも向けられることがありますので、お客様のためにも静かに行動しなければなりません。

特に頻繁に代行を利用されるお客様は、「あそこの旦那さんは毎晩毎晩飲み歩いて・・・」などと近所で噂されたりすることも田舎では多く、お客様に肩身の狭い思いをさせてしまいます。

お客様によっては代行を利用して帰宅したことを近所に知られるのを嫌い、自宅の前まで随伴車を来させない人もいます。

その場合には限度もありますが、一つ手前の角で随伴車を停めてそこからは歩いていくなどという対応を取ることもあります。

なかには「代行運転はここまででいい、ここから先は自分で運転して帰る。あと100メートルだけだから」などと言うお客様もいらっしゃいますが、それはやめてもらいます。たった100メートルでも飲酒運転ですし、その間に事故を起こす可能性もあるからです。

私がこの仕事に就くまでは意識したことはなかったのですが、このように代行で帰ってきたことを近所に知られたくないというお客様は思いのほか多く、驚きでもありました。

私自身も客として運転代行を利用したことは過去に何度もあるのですが、近所の目などを気にしたことは一度もありませんでした。

このことを会社の人たちに話したところ、それは私が「県外からやってきたよそ者で、家族もいない独り者で、地域社会と関わりを持っていない変わり者だから」だということでした。ナルホド。

しかし運転代行を後ろめたい気持ちで使うなんて、それに従事している者としてはちょっと寂しい気持ちにもなるってもんです。

もちろん誇らしげに利用するサービスではないかもしれませんし、この仕事だって、憧れて就くような職業ではないでしょう。むしろその反対であるとさえ思います。

でもお客様に金額を伝えたり、「ありがとうございました」とお礼を言うにも小声で囁くように言うことを要求されるお客様を見ていると、まるで相手を軽蔑しながら風俗通いをしている客、自分の娘にはそんな仕事をさせたくないくせに、自分は相手を見下しながらお金を払ってサービスを受けている客みたいに見えてしまいます。

別にこんなお客様に対しても怒りは感じませんが、もっと堂々として「いつもありがとうね」と爽やかに言ってくれるお客様の方が好感を持てるのは当たり前ですよね。

話が脱線してしまって済みませんでした。元に戻しますが、お客様の自宅に到着した時の注意点をまとめると、

随伴車のエンジンを切って静かにする。というか随伴車の存在を消す。

客車を誘導する時にも「オーライ、オーライ」などと声を上げずに懐中電灯を使う。

会話は小声でおこなう。

業務が終了したら速やかにその場を立ち去る。

つまり随伴車や代行会社のドライバーはできるだけ目立たないようにして、できることならお客様が自分で車を運転して帰ってきたかのように見せることができたなら(誰にって? 近所の人にですよ)、それが良い代行会社だというのが私の認識です。

賑やかな歓楽街から寝静まる住宅地へと移動するのですから、その環境の変化は大きいです。出発地の気分を引きずったまま到着してしまうとそれが言動に表れてしまうことがありますので注意しましょう。

運転代行業の世界 ~追走の技術 その2 走行中の注意~

前回は出発時の注意点について書きました。2回目の今日は走行時の注意点についてです。

客車が先に出発し、随伴車はお客様のお帰り先まで後ろをついていくわけですが、追走においては単独走行とはまた違った走り方が必要になることがあります。

出発した後、客車と随伴車が前後に2台並んだ状態で走行して、その状態を維持したままで目的地までたどり着きたいものです。そのためのちょっとしたコツについて書いていきます。

 

 

目次

 

 

客車との車間距離をつめて走行する

基本的に追走中は、客車と随伴車との車間距離はつめ気味で走る方が良いと思います。どのくらいの車間距離で走ればいいのかについては、速度や路面の状態にもよりますので一概には言えませんが、客車に急ブレーキを踏まれても安全に停止できるギリギリの距離というのが答えに近いと思います。

ではなぜ車間距離をつめて走った方が良いのでしょうか?

理由は2つあります。

1つは当然のことながら、間に他の車両が入ってくるのを防ぐためです。車間距離が広過ぎると、車線変更をして間に入ってくる車がいたり、道路脇から出てきて間に入る車がいるからです。

「間に入れさせてあげればいいじゃないか、ケチだなぁ」などと思った人はいるでしょうか? 

その気持ち、素晴らしいと思います。私もプライベートで車を運転しているときには、できるだけ周りの車も気持ちよく走れるような運転を心掛けています。

しかし、随伴車を運転している時には事情は少し変わります。客車との間に一般車両が一台入っただけでどれくらい仕事がしにくいかということは、なかなか言葉では説明しにくいのですが、人によっては軽いパニックになるほど慌ててしまうものです。

客車のドライバーも、随伴車がちゃんとついてきているか心配でとても仕事がやりづらくなります。

私は東京や大阪などの大都市ではなく地方都市で仕事をしていますので、交通量も多くなく、間に他の車に入られるなどというのは100本走って1本あるかどうかくらいですが、あまり頻繁に間に入られるようだと「仕事上のミス」とみなされますし、自分にとっても客車のドライバーにとっても良いことはありません。

間に入った一般車両がゆっくり走る車だった場合、客車との距離はどんどん開いてしまいます。そのため、間に入った車と客車との間にもう一台車が入ってしまうということも起こり得ます。そうなるとその状態で追走することは極めて難しくなります。客車が右左折しても気づきにくいからです。

また、客車は交差点を通り過ぎたのに、その後ろの車で信号に引っかかってしまうということも起こり得ます。そうなるともう追走することは不可能で、客車がどこかで停まって待っていなければなりません。早く帰宅したいお客様にとっては、その待ち時間をストレスに感じることもあるでしょう。

ですので追走中は「客車との間に絶対に他の車を入れない」という気持ちで走らなければなりません。合流で一台ずつ交互に入っていくような場合は例外ですが、通常は牽引ロープでつながれているかのごとく後ろにぴったりとくっついて、「間に入ろうかな、入れるかな」などという気持ちすら起こさせないような運転が、結果的に安全運転につながるものだと思います。2台で1台というぐらいの意識で良いです。

車間距離をつめて走るもう一つの理由は、今走行している随伴車が「追走中である」ということを周りの車両に知らせるためです。

随伴車は普通屋根の上に会社の看板を付けていますし、車の側面や後ろに会社のステッカーを貼っているので代行会社の車だなということは誰が見ても分かります。しかしその車が単独で走行しているのか、追走中なのかということは車を見ただけでは分かりません。

見分けるヒントとしては、随伴車の助手席にも人が乗っていればその人が客車を運転するドライバーである可能性が高いので、今は単独走行中なのかなという仮説が立てられるくらいです。

また代行会社によっては色のついたランプを屋根の上などに取り付けておいて、それを点灯させたり消灯させたりすることによって走行状態を示していることもあるそうですが、それはその会社内でのルールであり、一般人が見ても分かるものではありません。

そんな随伴車が追走中だということを周囲に対してアピールできる方法があるとすれば、その一つが車間距離をつめて走るということになります。普通以上に車間距離をつめて走っている代行会社の車があれば、その前を走っている車が客車だと考えてほぼ間違いないでしょう。

そして随伴車が追走中だと気づけば、追走しやすいように配慮してくれる親切な人たちが世の中には多いのです。その人たちに甘えようと言いたいのではありませんが、「今追走してますよ~」ということを周りにアピールしながら走ることは仕事をしやすくし、安全にもつながるものだと思います。

代行車は救急車や消防車のような緊急車両ではありませんし、公共の道路を利用しており、なんら特別扱いされるべき車ではありません。

しかし最近では、一昔前に比べると運転代行の認知度が上がり、その仕事内容について理解してくださる方が増えたため、代行車が仕事をしやすいようにはからってくれる、優先してくれる人が多いと感じます。

一台ずつ交互に進むのが普通であるような状況でも、客車に続いて追走車も行かせてくれる人もいます。

 私などはできることなら「ただ今追走中」などの旗を屋根の上に立てて走りたいくらいですが、私の勤める会社ではそのようなことはしていませんので、追走中であることは態度で示さなければならないのです。

 

信号機のある交差点の通過

客車を追走中に前方の信号が黄色に変わりそうになったとしましょう。歩行者用の信号が併設されている交差点では歩行者用の信号が先に点滅しますので、その後車用の信号が黄色に変わることが予測できます。その時、客車がその交差点を通過するのか停まるのかを予想して走らなければなりません。

信号が黄色に変わりそうな時に、客車が早い時期から減速して停まる態勢に入る場合もあるでしょう。その場合には何の問題もなく対応できると思います。

しかし交差点の手前で客車が少し加速したようであれば交差点を通過するつもりなのでしょう。信号無視にならないように、随伴車も続いてその交差点を突破したいところです。

ここでのコツは、客車の加速に即座に反応して随伴車も加速し、できれば車間距離をもっとつめて、しかし万一客車が急ブレーキを踏んだとしてもこちらもすぐにブレーキをかけられるように足はブレーキペダルにかけておくといったところでしょうか。

客車のドライバーは急ブレーキをかけることなんてまずありません。乗っているお客様に不快な思いをさせるからです。

交差点の手前で加速したにもかかわらず、どうしても交差点の通過を断念しなければならなくなった場合でも(そもそもそんなことになること自体がそのドライバーの判断ミスですが)、急ブレーキはかけずに停止線をオーバーした先でやんわり停まるなどの運転をすると思います。随伴車は停止線で停まればよいでしょう。

黄色に変わりそうな信号機の通過は簡単そうに思えて以外と難しいものです。

交差点によっては、歩行者用の信号が点滅してから車用の信号が黄色に変わるまでに通常よりも長い時間がかかるような設定になっているものもあります。そのような信号の手前で早くから減速してしまうと通過できたはずの交差点を通過できないことになってしまい、効率の良い運転になりません。よく利用する道路で、その交差点の特性を知っている場合であれば適切な対応が取れると思いますが、そうでなければ上手くいかない場合もあるのです。

その信号で停まっても良いし、通過することもできるというタイミングで、客車のドライバーがどちらを選ぶかということは、そのドライバーの性格にもよりますし、お客様がどのような運転を期待しているかや、次の仕事への配車の状況によってもかわってきます 。

客車がどんな運転をしても、柔軟にそれに合わせた対応ができるようにしていきたいものです。

 

車線変更

片側2車線ある道路の走行車線を客車と縦列で走っているとしましょう。そして客車が右にウインカーを出しました。そのとき追越車線を車が走ってきていなければ、客車はそのまま右のレーンに車線変更し、続いて随伴車も車線変更すれば問題ありません。

しかし少し難しいケースとして、これから車線変更しようとしている追越車線に、後ろから車が走ってきている場合があります。この場合、客車が右ウインカーを出したら基本的には随伴車が先に右の車線に車線変更します。そうして後ろから走ってきている車を自分の車でブロックしておいて、その後自分の前に客車を入れるというのがやりやすいです。

客車が車線変更を終えてから自分もと考えていると、後ろからきた車が客車の後ろについてしまい、随伴車がその後ろということになりかねないからです。先にも話した通り、客車と随伴車の間に他の車を入れないようにする工夫が必要です。

別の例を見てみましょう。

走行車線を走っている客車が急に右に車線変更しましたが、随伴車の右隣を一般車両が走行していて客車につづいて車線変更することができない場合です。

客車がこのように、随伴車がついてこれるかどうかよりも車線変更を優先するような運転をする場合というのは、前方が工事中で右によけなければならないとか、停止車両や障害物があるのでそれを避けるというような、一時的でかつ緊急の車線変更の場合。

もう一つはすぐ先の交差点で右折しなければならないことに気づいた、もしくはお客様から急にそのような指示を受けたというような理由が考えられます。

そのような時には慌てずに落ち着いて、車線変更をした客車の後ろを走っている車の後ろに入る努力をすることです。短時間で右へ車線変更することができずにそのまま走行車線を走りつづけていると、客車がすぐ先の交差点で右折してしまい、随伴車はそのまま直進せざるを得ないなどという事態にもなりかねません。

だからといって右車線を走っている車の列の中に強引に車線変更をして割って入って行くのはもっと危険です。安全に配慮しつつ、客車のせめて2~3台後ろくらいには入りたいものです。そして2~3台先の客車は随伴車からは見えにくいのですが、客車の次の動向に注意して、対応できるようにしましょう。

余談になりますが、客車についていくのに必死なあまり、時に無理な車線変更などの乱暴な運転をしてしまうドライバーもいるようです。世間一般に運転代行のイメージが良くないことの一因にもなっていると思います。

ただ、追走するという特殊な走り方を強いられているため、やむを得ず不本意な運転を余儀なくされてしまうこともあるかと思います。それを大目に見てくださいというつもりはもちろんありませんが、そのような運転をする可能性が高いと認識しておくことは、事故のリスクを減らすのに役立つかもしれません。

 

客車との間に他の車両が入った時

車線数が減少する場合や別の道路からの流入などで、車が合流する場面があります。客車と随伴車との間に他の車両を入れたくないのが本音なのですが、状況をよく見極めてスムーズに合流しましょう。

交互に1台ずつ車が入っていくような状況ではもちろん客車との間に1台入ることになります。そしてその1台がその先でもう1台車を入れるというようなことがあると、間に2台入ってしまいますので非常に運転しにくくなります。

そんな場合の走り方について見ていきましょう。

客車が背の高い車で、間に入っているのが背の低い車であれば、随伴車から客車の姿を見ることができます。しかしその逆だった場合には見えません。その状態で走っていくのは非常に不安なものです。客車に対してその後ろの車の速度が遅いと客車との距離はどんどん広がっていきます。あまりに距離が開くとその間にもう1台入ってくることだって起こります。

このような状況では客車がどの車なのかを見間違えてしまうことも起こります。

「今交差点を左折した車は客車だったかな? だったら自分も左折しなければならないし、でも客車に似ていたけど客車じゃないかもしれない」

こんな不安が頭をよぎったりしたら、心配で仕事どころじゃなくなります(仕事中なんですけどね)。

そんな不安をいくらかでも減少させるための方法としては、出発前に客車をよく観察して客車の情報をできるだけ多く持っておくことです。

特にテールレンズやハイマウントランプの形状や位置をよく覚えておくとよいでしょう。カーブを曲がるときや坂の昇り降りなどの際にわずかに見える車体の一部で、それが客車かどうか判別できるからです。 

車名や色だけしか覚えていないと、遠くから見たときにその車が客車かどうか分からないことがあります。夜だと紺色もグレーも紫も茶色もみんな黒に見えてしまいますし、似た形の車だと、見る角度によっては車名が分からないこともあります。

ですので、テールレンズなどの発光する部分の形状や、ルーフにキャリアを積んでいるとか、ジムニーなどのようにハッチにスペアタイヤがついているとか、客車の特徴を少しでも多く覚えておくことが有効です。

随伴車は屋根の上に看板をつけていることが多いので、客車からは随伴車がついてきているかどうかバックミラーで確認しやすいです。あまり遠く離れてしまうようであれば、客車が左に寄って停まって随伴車が来るのを待ってくれることが多いと思います(各会社のルールや客車のドライバーにもよると思いますが)。

再び客車と2台連なって走れる状態になるまで、とにかく客車と違う道を行かないように注意して走行しましょう。

 

追走中に注意しなければならない点は他にもたくさんありますが、今日は代表的な事柄にしぼってお伝えしました。

また機会を見つけて補足的に記事を書いていこうと思いますので、よかったらぜひお読みいただきたいと思います。

 

 

 

運転代行業の世界 ~追走の技術 その1 出発時の注意~

運転代行業で必要とされるスキルを、業界歴1年(すみません)の私が紹介していきます。

 

今まさに現役で運転代行の仕事をされている方も、これからこの仕事に就こうと考えていらっしゃる方も、客として利用する機会が多い方も、はたまた、たまたま間違えてクリックしてしまってこのページに来たという方も、ぜひ知られざる運転代行業の世界に触れてみてください。

 

今日はお客様の車(以下「客車」)を代行会社の車(以下「随伴車」)が追走していくにあたっての注意点などを書いていきます。

 

ところで、追走の出発から到着までの過程で最も注意を要する場面はどこでしょうか? 

これは出発であると私は考えます。もちろん異論もあるでしょう。しかし、私が随伴車の運転をしていて一番緊張するのは出発の瞬間です。

 

では出発時にどんな危険が潜んでいるのか? 何に注意が必要なのでしょうか?

まず一つ目は、客車と一般の車両とを間違えてしまわないように注意しなければならないということです。そんなこと当たり前だと思われるかもしれませんが、これは非常に重要な点です。

 

他に車の停まっていないガラガラの駐車場から客車が出発し、すぐ隣に停まっていた随伴車が後を追って出発するという場合であれば間違えようはないのですが、混雑した駐車場の場合や、道路上で待機している随伴車の横を客車が走り過ぎるタイミングで、随伴車も出発するなどという時に、一般の車を客車と勘違いして追い掛けて行ってしまうというウソのようなミスが時々、いやごくたまに起こることがあります。

客車のドライバーはホーンを鳴らす、パッシングする、手を振るなど、状況に応じて合図を送って客車であることを随伴車に伝えますが、様々な事情でそれが伝わらないことがあるものなのです。昼間であれば起こりえないようなことも、夜には起こってしまうということもあります。

 

随伴車のドライバーが客車の車種、色、できればナンバーなどを出発前に確認しておければ良いのですが、それが許されない状況も多々あり、ホーンを鳴らして横を通り過ぎる車を客車とみなして追い掛けていかなければならないということもあるのです。

 

私なども、信号待ちで停まったときに車を降りて、前に停まっている車が客車かどうか心配で見に行ったという経験が何度もあります。もし間違えたままその人の家まで付いて行ったりしたら、なんて考えると恐ろしくて震えてきます。でも、今夜も日本中を走っている随伴車の中には、そんな車の一台や二台あってもおかしくありません。それくらい有りがちな失敗なのです。

ですので間違いなく客車であることを確信して追走するために、出発の瞬間には最大の注意を払わなければなりません。

 

二つ目には、出発時には事故のリスクが高くなるということを挙げておきます。

 

駐車場から道路に出る場合で、例えば片側1車線ずつの道路に右折で出るという場合を考えてみましょう。

頭の中でイメージしてみてください。駐車場の出口で客車が右ウィンカーを出して停止して、左右からの車の流れが途切れるのを待っています。今右からは車が来ていません。左からは車が何台か来ていますが、1台やり過ごせば次の車まで車間距離があり、客車1台なら出ることができます。しかし随伴車と2台連続して出るとなると難しいという状況です。

この状況では客車は出発しないことが多いです。2台連続して出た方が途中ではぐれたりするリスクが減るからです。

しかし今1台だけでも出ておかなければ次に出られる機会はなかなかおとずれないだろうという道路状況の場合や、酔っ払いの客がドライバーを急かして「早く出ろ」などと言った場合には、出発する客車のドライバーもいます。

随伴車はこのような状況では、できる限り後に続いて出たいものです。先に出た客車が途中で停まって待っていてくれればいいのですが、左に寄って停止できないような道路では随分先まで行ってしまうこともあるからです。そして無理をして後を追って出た随伴車が事故を起こすというケースが多いのです。

 

今挙げたのは1つの例ですが、実際には様々な状況があり、時間帯によっても天候によっても判断は変わってきます。すぐ先がカーブになっていて車が来ているのかどうか分かりにくいとか、非常にスピードを出して走る車が多い道路だとか、考慮しなければならない材料はその都度違いますので、正確で速い判断が必要になります。

 

無事に道路に出て、2台が前後に並んだ状態で走れるようになればホッと一安心といったところです。

 

もう一つ、運転上の注意とは違いますが、お客様のお帰り先を尋ねて、その情報を2人のドライバーが共有する上で注意しなければならないことがあります。

一般的にはお客様にお帰り先を尋ねるのは客車のドライバーだと思います。それを随伴車のドライバーに伝える時に、離れたところから大声で目的地を言う人がいます。その場にお客様と代行のドライバーしかいない場合にはそれでもかまわないかもしれませんが、周りに人がいる場合には、行き先を周囲に聞かれないように配慮する必要があります。

その場にいる人たちに自宅の場所を知られたくないという人もいますし、仲間と飲食店を出て解散した後、自分だけ家に帰らずに別の場所へ行くような時に、それを仲間に知られたくないという人もいます。

また飲み屋の女の子が代行を使って帰宅するような時に、店の客がいるそばで行き先を言うと、それがその女の子の自宅だと店の客に知られてしまうので、それを嫌がる人もいます。もちろん自宅の番地までは分かりませんが、どこの町かぐらいは特定されてしまう可能性があるからです。

中には最初に嘘の行き先をドライバーに告げて車に乗り込み、その後本当の行き先を車内で伝えるお客様もいらっしゃいます。その場合、随伴車のドライバーにしてみれば、聞いていた行き先とは違う方向へ客車が走っていくので、最終的にどこへ向かっているのか分からないままついていくということになります。

 

客車のドライバーが随伴車のドライバーに「お客様のお帰り先は○○町です」と伝えるだけのことなのですが、ちょっとした配慮が足りなかったばかりにトラブルに発展するケースもありますので、よく考えて行動しなければなりません。

「お客様のお帰り先」は慎重に取り扱わなければならない個人情報だと認識することが必要です。

 

そんなわけで、今日は出発時の注意点についてお話しました。

最後まで読んでくださった方々、どうもありがとうございました。途中までの方も、ありがとう。